音は凶器になりうる

音は凶器になりうる

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楽しいはずの音楽
感動を感じられるはずの歌声

音は人を幸せに豊かにする効果があります
ですがしかし、使い方を間違うと一瞬で人を不幸にさせてしまうことがあります

音が凶器になりうる状況

  1. 人の声で合図を出し合い作業をしている時
  2. 耳を使って確認作業をしている時
  3. 音で危険を察知できる環境にいる時
  4. 素敵な音を聴いてる際の突然の大音量が鳴った時
  5. 不快な音を聴かされた時

1、人の声で合図を出し合い作業をしている時

これはどういう状況かというと、例えば舞台設営時や工事現場など
舞台は高所で重いモノを設置したり移動させたりします
・下から指示を出す人
・遠くから指示を出す人
・高所で作業をする人
・機械自動装置を操作する人
この際のやり取りは、人の声
なのでこの人たちは声が常に確認できないと作業ができないし、相手に危険を伝えることもできません
音響のことなんてまるで分かってなかった頃、ボクは作業の人の気持ちを和らげようと良かれと思いBGMをうっすらですが流しました…途端、作業中の人や現場の監督にこっ酷く叱られたのを今だに覚えています
作業中の人は、ほんの一瞬の合図や呼吸が非常に大切で、それが聴こえなかったという理由で大怪我に見舞われたり、場合によっては命も落としかねません

人を楽しくさせるはずの音楽が、大切なモノを遮り、一瞬で悲惨な状況を作り出してしまうことだってあり得てしまいます

2、耳を使って確認作業をしている時

小さな音の変化などで異常をみつける補修点検作業などは、ほんの微妙な音の違いを感じ取らなければなりません
例えば高速道路や橋など…その微妙な音の違いを、暴風や機械などの大きな音が邪魔して確認できなかったら…?老朽化などによるその後の被害は想像をはるかに超えるものになるやもしれません
機械やエンジンなんかも、異常が起きた際には微妙な音の変化があるモノ…
その音の変化をいち早く察知できから大事故にならなかった…なんて事例はたくさんあります
しかし、その音を察知できない邪魔する音がその場にあったら…?きっともっと悲惨な状況を招いてしまうかもしれません

3、音で危険を察知できる環境にいる時

これは普通の人でもあり得ること…イヤホンやヘッドフォン装着時
爆音で音を聴くことはテンション上がるし非常に楽しいこと♪
ですが、もしそんな自分に暴走車が迫ってきていたら…?外の音が聴こえてたら回避できたかもしれない
最近特に気になるのは、ノイズキャンセリング効果があるイヤホンやヘッドフォンなど…
それを聴きながら自転車走行をしている人をたまに見ます
これは明らかに危険走行だし違法です

人は特に音に気持ちが集中しちゃいがちですし音楽にはすごく集中してしまう生き物です
なので、もっと大切なことに気持ちが集中しなければならない時の楽しい音楽は危険なのです

4、素敵な音を聴いてる際の突然の大音量が鳴った時

これは、ライブ環境で起こりうることなのですが、
爆音を出せるスペックのスピーカーから流れる素敵な音楽というのは非常に心地が良いモノです
そんな中、例えばマイクを落としたぶつけた…などによる衝撃音は、爆発音といっても過言ではないくらいな驚いてしまう音です
場合によってはそれが原因で耳を壊してしまう人もいるかもしれません
場合によってはそれが原因で精神を壊される方も出てくるかもしれません
他には、機械トラブルによる異音や過電流や接触による大音量…
これも同じように人体や精神にダメージを与える可能性が高いモノです

5、不快な音を聴かされた時

誰もが経験あるとは思いますが、下手な演奏や音痴な歌を永遠聞かされ続けると…不快になります
不快になるということは、それなりに人体には影響があるということです
ボクが実際体験したことでいうと…
ステージではお客さんに聴かせる気がない…というか、自分のことしか考えていないような理解に苦しいパフォーマンスをされる演者さんたちの音響をやった際のことです
肉体的にも精神的にも非常に疲れました、お客さんの目がどんどん曇っていき気がついたらみんなステージから目をそらしていました、中には耳を塞ぐ方さえ出てくる始末…そして「もう帰りたい…」という声も確認しました
全てのライブが終了して感じたのは、自分の心が非常に乱れていた…そして翌日から1週間ほど口内炎と頭痛に悩まされました
音だけではありませんが、不快を感じると人はそれなりにダメージを受けます
不快な音は人を不幸にさせる効果があることが身をもって体感できました
また、知人から聴いた話では、不快な音のステージを見たお客さんが発熱・頭痛・精神疾患等を患ったと言います

他の場所に比べて音がいいですね

世の中の音響さん全てがボクと同じ心がけをしていると信じたいのですが、
ボクが音響をする際に心がけていることは「不快な音を出さない、楽しい音を出す」です
しかし年間数回程度ですが、お客さんから「他の場所に比べて音がいいですね」と聞くことがあります
ということは、必ずしも全ての音響さんがそうではないのかも…(汗)

みんなを安全に幸せにするために音響さんというポジションがあるはず!

音は使い方を間違えると本当に凶器に変わる

音に限らずどんなものでもそうですが、使い方を間違えば凶器になります
音楽は、音を楽しむモノ…だから音を扱う人にはみんなに幸せになってもらいたいと思って扱ってもらいたいと願いたいです
演者、スタッフ、関係者、製作者、誰でも音を使う人には、何が心地よくて何が不快なのか…それをしっかり知ってもらい扱ってもらえると、日本の未来も明るくなるんだろうなと感じます

KenZ流!音楽教室

音楽は音を確認できないと何もできない!ということで、音はどうやって捉えるのか?どうやったら音を使って表現できるか?という、音楽に超必要な耳トレをワークショップで行っています
【アーティスト・シンガー・音楽表現者全般向け】
https://peraichi.com/landing_pages/view/kenz-music-school
音楽のレッスンはたくさんありますが、演奏や表現を教える先生ばかり…
音楽に最も重要で最も基本な「聴く」を指導する場がボクが知る上でどこにもなかったので作りました
これを受講された方は表現がメキメキ上達しちゃってる傾向にある、他には類を見ないワークショップです

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