加工は目的を見定めるべし!

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誰かに何かを見せる場合、やっぱり良く見せたい
その時に必要なのが加工

映像でも音でも、化粧でもそうだし衣装もそう
目的に合った形にするために現在ある素材に足りないモノを補い不要なモノを除く

やって良い加工

ダメ〜な素材しかない場合、少しでもより良くするために色々なモノを使い色々な作業をして、結果シッカリしたモノに仕上がる

やってはいけない加工

良い素材をダメ〜にしてしまう作業だったり、結果悪くなってしまうようなことはもちろんやってはいけない

加工にテンプレは注意が必要!

どんな素材にも微妙な違いはつきモノなので、
加工のテンプレートをそのまま使うのはカナリ危険です
テンプレートを使用しながらの微調整は必ずすべし!

テンプレ微調整が必要な理由

例えば映像…
・同じ光であることはまず少ない
・立ち位置や角度で見え方が違う
・被写体が生き物ならば、気分が違ったりすると見え方が全く異なってしまう
例えば音…
・場所が変われば空間の反響具合も変わる
・気温湿度で音の表情も変わる
・収録するものが生き物であれば、その時の気分体力でモチロン音も変わる
例えば化粧…
・気分や体調で化粧ノリが変わる
・季節によって色の見え方が変わる
・人間は生き物なので、年齢と共に肌の質感は必ず変わる
例えば衣装…
・気温室温で繊維の具合は変わる
・劣化等により綻びが生じる
・人によってサイズが日々異なる

迷わない加工をするためには…?

どんなことにも言えることですが、何をするにも必ず「目的」があるはず!
なのでその「目的」を見失わない
大体の場合、ダメな加工の時は「目的」を見失ってることがほとんど
逆に、シッカリした加工ができるときは「目的」からブレていない
加工をする際「目的」から逆算しながらやると、自ずとやるべき加工が見えてくる
つまり、迷わない!

加工の答えはたくさんある

加工は、やる人のセンスなので、人の数だけ加工の答えがあると思います
なので、自分の感覚を信じ切れた人だけがちゃんとした評価を得られるモノを作れています

センスがない加工が世の中に多すぎる

最近は誰でも気軽に作品を作れる時代になったので、日々無数の作品を目にします
しかし、そのほとんどが「もう見たくない」と思ってしまうような酷いモノが多く…
そんな作品のほとんどが「目的」が何か分からない…解りづらいんです
おそらく、便利機能やテンプレートしか使ってないのだと思います
他人任せ機械任せばかり使っていると、当たり前だが「目的」に照準を合わせるのは非常に難しいです
他人任せ機械任せを使うことにより、素材そのものの良さを失ってしまい非常に勿体ないんですよね

どうせやるならトコトン全力で!

世の中の排除される代表は「中途半端なモノ」
排除される目的で作品を作るのであれば、それは目的に合ってるので良いのですが…
しかし、ちゃんとしよう!と思っているのであれば、手を抜かずトコトン攻めて全力で作品をつくるべきだと思います
なぜなら、競技でスタート地点からゴール地点までの時間に自分の全力を出せたのであればその人は順位はどうあれ笑顔で帰れるはず…ですよね?
しかし、全力を出しきれなかった人は悔しさと悲しさに包まれながら帰宅することに…

より良い加工をするためには…?

加工は作業をする人のセンスなので、その人が自分自身を信じ切れた時がより良い作品になると思います
それから、どんな作業にも理由が存在する…ので、全ての作業に於いてちゃんと理由を説明できるようになると更に良いモノが作れます
長らく芸能の業界で仕事をして分かったことがあります
レベルが高いところで仕事をしている人ほど道具には拘らず「目的」を見失わず全てのことにちゃんと理由を付けている
逆にレベルが低いところで仕事をしている人ほど道具に拘り「目的」がボケて作業の理由を話すことができない

KenZ流!ワークショップには全てに理由がある!

ボクは作曲家で音楽を作っている人間ですが、1音1音全てに理由を付けています
音響をやる時でもそうですが音をいじる時にはシッカリと明確な理由が存在しています
そんなボクが行っているからか、KenZ流!ワークショップには全てにちゃんと理由が存在しています
誰かに習ったことを鵜呑みにして横流しするように説明しているわけではないのが特徴で、自分で色々と試してみてその結果、効果的だと感じたモノだったりそれをプロに説明して賛同頂けたモノを教えていくワークショップにしています
耳を鍛えるKenZ流!音楽教室では、音をただ聴くのではなく「歌えるように」「踊れるように」「楽しめるように」音の聴き方を技術として教えてます
作曲ワークショップでは、ただ曲が作れるようになる為に作曲理論だけを教えてるわけではなく、その人に合わせてどうやったらその人が作りやすい状況になるか?手段は?など、個性を活かし伸ばすように指導を行ってます
マイクワークショップは、表現者を観る世の中の人をより幸せにするために、表現者にマイクをちゃんと使ってもらう技術を知ってもらおう!と思い発足しました

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