セラミック包丁の質

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料理好きなら一度は気にする
「セラミック包丁」
錆びない・ほとんど研ぎ作業がいらない・軽い・切れ味抜群!
などなど…魅力がたくさん♪

ボクは料理がかなり好き
そこでこの度セラミックの包丁を購入してみた
情熱価格で24時間やってるドン・キホーテで!
ヽ(´ー`)ノ
で、近くに売ってたシャープナー
「コンパクトシャープナー」も併せて購入♪

そしていざ使用!ヽ(´ー`)ノ
…とココで、セラミック包丁のことを良く理解しないまま購入してしまったことで問題が…

梱包から取り出して刃先を確認してみたところ
刃はついているもののそんなに切れる感じがしない
なので「コンパクトシャープナー」で少しだけ研ぎ磨ぎ…
…けどまだ研げた気がしない…
もう少し研ぎ磨ぎ…
「…あれ……なんで刃がボロボロやねん?」
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
となってしまったわけです

けどシャープナーなんだしもう少し研いだら…なーんて幻の期待を信じながら研ぎ磨ぎ…
「ガリ…!」Σ(゚д゚lll)ガーン
5ミリ四方の刃こぼれ…
_| ̄|○ガックリ・・
他に何人もの人がブログで写真を載せてるように、結構ゴリッと欠けました…
自分のセラミック包丁は…あの姿は切なくなってしまうのであえて載せません…ww

けど悔しいから研ぎな直してみようと一念発起!
色々セラミックのことを調べて考えてみました。

セラミック…
・簡単に言えば陶器のようなモノ
・鋼と違って粘りが無い
・鋼と違って衝撃にモロい
・モロいけど強度はある
・研ぐなら普通の砥石じゃダメ…普通の砥石だとセラミックではなく砥石側が削れてしまう
・セラミックが研げるのはダイヤモンド素材
・荒削りなら目が#600~、仕上げなら#1200以上

で、現在手持ちのモノを考えたうえで独り作戦会議…
まず、刃こぼれした部分までガッツリ削る!
まっすぐになったらそこに刃をつけていく!
最後に刃を仕上げる!

「コンパクトシャープナー」は、挟み込む砥石の部分はステンレスとか鋼用だが、細長いパン切包丁とかその他刃物を研ぐ部分はダイヤモンド素材の砥石…だが目が粗い…ので、
その細長いところを使ってひたすら刃など気にせずまっすぐガリガリ削ってみました。
けど正直…セラミックの強度をナメてたんですが…刃こぼれが解らない程度にまっすぐになるまで削るのに軽く5時間くらいかかりました…
_(:3」∠)_
力任せに削るとまた大きく刃こぼれしてしまうので、少しずつ優しく気を使いながら…
それ専用の研磨機があれば楽なんだけどでもそういうの持ってないから仕方なく人力マンパワーっすょ(汗)

で、だいぶ薄くなったけどシッカリと削れて(←もう研ぐとは書かないww)真っ直ぐになったら斜めにシャープナーを入れて刃の形成。
この時には既に慣れてきて(笑)1時間くらいで刃がついて

最後の切れるようにするための刃の仕上げ…
#1200なんて目のダイヤモンドシャープナーは持っていなかったので
ダイヤモンドシャープナーをハンズで1500円で購入!
これがドンキで売ってたら1000円で購入できたんだけど…人気らしくてどこに行っても売り切れ(泣)
さすが「情熱価格!」ヽ(´皿`)ノ

そしてこの仕上げ作業なんですが…
意外と難しい…というか、#600程度のモノから#1200に替えての作業…
目の粗さからいって倍…つまり、倍くらいの研ぎ磨ぎ運動をしないといけないわけで…
(;・∀・)

けど諦めは禁物ですね…
日数にして3日、時間にして9時間くらい
大きく刃こぼれしたところが気にならないくらいになりました!
ヽ(´ー`)ノ
疲れたけど、なんだろうこの達成感♪

そして研ぎ終わって感じたこと…
陶器みたいな素材の刃なので、切れるには切れるんですが、鋼とちがって粘りが無いので…
切ってるのではなく削ってる感覚(笑)
食材もちゃんとスパッと切れているが、手の感触はガリガリと食材を削ってるような…
ってこう思うのはボクだけかもしれませんが…
(;´∀`)

結果、切る…といった作業的に鋼の方がやっぱり僕に合ってる気がしました…
でもこんなに一生懸命研いだので、このセラミック包丁にはとても愛着が♪
(*´ω`*)
困ったもんです

ということで、セラミック包丁の知識も無しに購入して使用して失敗したけど頑張って研いで復活させた!
という思いでレポでした
(;・∀・)以上。

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