自分の壁を越えるトレジャーハンター!

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偉業を成し遂げた人…
窮地を脱した人…
成果を上げた人…
修羅場を乗り越えた人…

こういう人たちが自分の武勇伝を語る

…何故?

日曜深夜にNHKでやってるTEDを見ながらフと考えてしまった

武勇伝を語る人は皆きまって、
その何かに遭遇してるリアルタイムな時間を
必死に生き抜いている
無我夢中で過ごしている

時が経ち、気持ちも落ち着いた頃にようやく他人に武勇伝を語る

…違和感

何故なら人は皆
違った環境で過ごし
違った食事をし
違った思考を巡らせ
違った答えを見出す

武勇伝を語るタイミングは人それぞれ違っていて良いものなのに…
リアルタイムで武勇伝を語っても良いはずなのに…
…何故?
これが他人から見て「素晴らしい」と賞賛される人になるパターンなのか…?

そこで
何故なのか…を探究してみることにした
己の経験と他人の経験を自分の中に取り込み検証

旧石器時代の狩りから始まり、世継ぎ争いや戦、出産に飢餓、引きニートに犯罪者などなど…
色んな極限を乗り越えた人の気持ちを集計して観た結果…

武勇伝を語れる「素晴らしい」と賞賛される人に限って
極限を経験している時の自分の状況を事細かに冷静に思い返す事が出来る

逆に、スゴい事をした人でも賞賛されない人に限って
自分に起こった出来事を雑に思い出し、大切な細かい記憶を封印してしまう

…というコトに気が付いた

武勇伝を語れるような「素晴らしい人」は、必ずと言って良い程、他人を魅了する
他人を魅了する人に限って、ある分野に対して絶対なる自信を確立している
絶対なる自信を確立している人は昔、何度も極限を経験し、その時リアルタイムで不安を感じている
リアルタイムで不安を感じている人が不安を感じなくなった時、人は「壁を乗り越えた」と言う

ココまでの考えに辿り着いた時にフと思い浮かんだコト
「記憶のトレジャーハンター」
この作業を行えば、誰しもが
壁を乗り越えたり、一皮むけたり、大きくなることが出来るのではないか…?

自分に起こった出来事の中から、
その状況を事細かに冷静に思い返す事が出来る記憶を選び、
その記憶の中に隠されている「宝物」を見つけ出して持ち帰る
持ち帰った「宝物」を他人に鑑定してもらう

もちろん人は皆違う考えを持ち合わせているので、鑑定してもらう人によって評価は違う

漁師や農家、はたまたバイヤーやオークション出展者など、皆そうだと思うが
より高値を付けてくれたトコロに売るのがセオリーだと思う
武勇伝もコレと同じだと思う
より賞賛してくれる人に話す方が気分が良いし、そんな人に話した方が魅了させやすい

ボクはよく「宝の持ち腐れは良くない」と人に説いてます

その人の中に眠る能力や経験を披露せず厳重に倉庫に保管してしまっては
誰の目にもつかない
誰からも賞賛されない
誰も興味を持ってくれない
誰からも気が付かれない

最悪、保管したはずの自分も忘れてしまう…
とっても素敵な「宝物」なはずなのに…
これは非情に勿体無いと感じるのはボクだけでしょうか…

誰しもが持っている記憶の中に隠れている「宝物」
ボクは自分の「宝物」も他人の「宝物」も
披露されると魅了されてしまう

活き活きと、極限の気持ち・周りの状況・コトの流れを語っている人を観て
魅了されない!という人は少ないのではないか?

であれば、どんどん「宝物」を見つけ出し、需要があるところで披露することをしていけば、魅了という部分で他人を・世界を幸せに出来る

それと平行して「宝物」を見つけ出し披露した分だけ、自分が成長しているという事実に気が付ける。

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