知識=過去、知恵=未来、〇〇=現在

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日々生活していて良く出くわすタイプの人がいます
「何がやりたいのか解らない」
「解らないことが解らない」
特に最近そういう人が多いです

その時にボクがよく言う返答
「じゃあ、解るようになってから行動すれば?」
そういうと、いつも冷たいとか酷いとか言われますが…
ボクとしては、もの凄く愛を持って言っている返答なんです

スマホがこの世に登場して流行ってから、こういう病気にかかってしまう人が本当に増えました
しかし、スマホはとても便利なモノなので、スマホの存在を否定しているわけじゃないです
スマホに依存してしまった人がかかりやすいある種の病気というだけ

さて、なぜボクの返答が愛を持っている返答なのかというと…まず、
・現代人のほとんどが、これからやりたいことをスマホに依存してしまっている
・スマホに依存しちゃうと、自分のことを考えづらくなる
・そうなると、スマホの言いなりになってしまう
・スマホがないと全てに自信も安心も得られなくなる
なんとなく以上のことが原因
もう思考がそうなっちゃうと、急には頭を切り替えられない(人間はそこまで便利な思考をしてない…影響される生き物ですから)
なので、時間をかけてゆっくり自分のことを考えられるようになってから考えたらいいんじゃないの?
という理由で、「じゃあ、解るようになってから行動すれば?」と応えているわけです

そこで、特にどーでもよいことなのですが、考えることが好きなボク金澤は
この「何かをやる」…という時、ほとんどの人が無意識にやっていることを具体的に何をどうしてるのか…というのを考えてみた

まず、「何かやりたい」と思ったとき、それは「現在」

次にその「現在」から、どうしたら「何か」を出来るのかを考えるとき、
・今までに自分が経験蓄積してきた過去データ(知識)を引っ張り出して、パターンを探る
・そのパターンから導き出される未来の予測(知恵)をし、これから自分がやるべき筋道を立てる
・そこで納得したら行動する←これも「現在」
・しかしそこで納得できなかったら、もう一度過去データ(知識)を引っ張り出し、違う未来予測(知恵)をして筋道を立てる
・納得ができる道筋が見つかるまでそれを何度も繰り返す
・無理だと思ったら、諦める

というようなことを、すごいスピードで頭の中で繰り広げている
それが出来なかったりやらなかったりすると
「何がやりたいのか解らない」
「解らないことが解らない」
という状況に陥ってしまうんだと思います

ここでヒトツ注意すること
過去の知識が不足しているのに、未来へ向けての知恵を使おうとしてもうまく使えない
うまく使えないから、何かに頼る…それがスマホの場合がとても多い
★だってスマホの中には知識が山のように詰まってるからね
ただスマホの中には、知識(情報)だけではなく、知恵のような誘い文句(広告)が多く、それに乗っかれば難なくやれてしまう出来てしまう…という状況に陥ってしまう=知恵を使わず考えなくても相手の言いなりになっていれば何かが出来るようになる

そういうツールだから仕方ないといえば仕方がないのだけれど
そういう病気になっちゃう人は、それが誘い文句だとは気が付いてない…そこが怖い
数式の問題と答えだけ解っていて、途中の計算や公式は解らない…みたいな状況だよね
それが誘い文句だと理解してる人であれば、それを上手く利用することが出来るのでなんも問題はない…むしろ安心する

「知識」からうまく「知恵」を使える人は素敵とかすごいと言われる人
「知識」しかない人は大概が口だけの人
「知恵」を「知識」として持ってるだけの人は痛い子
「知恵」だけを持ってる人は天才と呼ばれる天然

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