投稿者: 先日、大切な教え子が大事故を起こしてしまった
場所、環境が閉鎖空間だったので大問題にはならずに事無きを得て笑い話になったのだが…
もし場所が場所であれば、関係各所が大損害になっていてもおかしくない状況だった…
と思うと、とても冷や汗モノだ
大事故という一瞬の極限にまで達した危険と緊張を感じた後に感じた安堵感だったからこそ生まれた笑い
そんなことを思い出しならが世間話していたときのこと
大事故当事者が「真っ逆さまだった…」と発言した２秒前後に、それを聞いていたボクともう１人が
「落ちてデザイア♪」
と寸分狂わず同時に、リズムも音程もガッチリ一致して口ずさんだ
その直後、あまりにスゴすぎてボクら２人は大笑いしてしまった…
その状況を改めて今思い返していてものスゴいことに気が付いてしまった
誰も予期しない、何も示し合わせていない、
そんな状況下で生まれた「意味のある偶然の一致」
＝シンクロニシティ
シンクロニシティが発動した瞬間の爆発的なエネルギーは凄まじかった
笑い、驚き、神秘性、感動、高揚感、開放感、放心状態、など
一気にこの気持ちが爆発的に溢れ出た
単なる偶然のように思えるかもしれない
けど、それにしても偶然が偶然過ぎる
素晴らしいアーティストなどのエンターテイナーは、
この偶然を意図的に操って、更なる偶然を大多数の人と共に巻き起こしている
ライブで人前で歌を歌っているだけなのに、それを見ている人は同じタイミングで手拍子をする
舞台で人前で迫真の演技をしているだけなのに、それを見ている人は同じタイミングで涙を流す
思い通りの絵が描けて、それを展示しておいたら、たまたま通りかかった人がその絵の前で足を止め、作者と同じ情景を心に思い浮かべてしまう
物語を書き綴り、それを読んだ全然見ず知らずの人達が共感をし、仲良くなる
面白い話しをし、何百何千という観衆を同時に笑わせる
コレは１度でも体験してしまったら止められない
一度でもステージを体験した人がこの爆発的な湧き上がるエネルギーの虜になり止められなくなるのも無理は無い
ライブを見に行って、膨大な一体感のあるエネルギーを体験してしまったファンが更にハマるのも仕方ない
演者とお客…この世の大多数の人が経験済みだと思うのだが
何も示し合わせていない知らない人同士が、同時に同じ共感という体験をしてしまう
こんなの普通に考えたら、偶然なんて言葉では簡単に済ませられない大事件
そしてその状況を同時に体験してしまった人は皆、晴々とした気持ちになってしまう
気が付く人は気が付いていると思うが
コレって「奇跡」だろ
数列にある素数の箇所に規則正しい共通点を見つけ出すコト並みに奇跡だろ
その奇跡を何度も何度も意図的に巻き起こしてしまうのが
エンターテイナー
だと、確信しました
だからエンターテイナーは有名になるし、共感持てるし、好印象になるし、また何度も見たくなってしまう
コレは偶然じゃなく、必然的なこと
生き物は、自分に良くしてくれた相手の事を悪く思う事は無い
有名になりたい…
そう思う人はこの
「意味のある偶然の一致」
を意図的に操作すれば良いだけ
なんと簡単なことだろう
つまり、人間とはそこまで簡単な生き物であるということに気が付いて欲しい
ただ何も考えずバカな事を披露してみたり、
ただ何も感じず誰かから教わったことだけをしてみたり、
ただ自分の欲求だけを投げつけて立ち振る舞ってみたり、
ただ何もせず誰かからの救いの手を待ち望んでみたり、
…こういうの見てると、心が荒んでストレス溜まってイライラしてくる
心や技術の成長が止まるどころか、劣化して頭がバカという病気になってしまいそうになる
つまりその行為って、エンターテイメントの偽証ではないだろうか
披露する人は、受け手の心を良い方向に転じさせてあげなければイケナイのに
逆に悪い方向に転じさせてしまっている
エンターテイナーの偽物
いつまでも下積という時代から抜け出せない人
エンターテイナーの偽物になってはいませんか？
エンターテイナーの偽物は、知らず知らずの内に受け手を病にさせてしまっているかもしれませんよ？
悪いと思わず良かれと思ってした行為でも、それが受け手に悪いように伝わればそれは罪として捉えられてしまう
そんな世知辛い世の中
自分だけ気が付けない、いつまでもストレスが巻き付きそのストレスを放出してしまう人生が悪いと言っているのではなく
そういう人生もあるが、ボクはそういう人生は決して送りたくないというだけ
だって、そういう残念な人を見ていると心が荒んで萎えてバカになりそうになるから…
自分のため…ではなく、他人のことを思って、そういう人生は決して送りたくないというだけ
エンターテイナーの必須条件
「シンクロニシティ＝意味のある偶然の一致」
コレを意図的に操作することに未来があることに気が付いてしまった今
ボクは、８年という暗く長いトンネルを抜け
いよいよ次のステージへ駒を進めていきます。