アーティストの使命

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つらい時、かなしい時、たのしい時、のんびりしたい時、ワクワクしたい時、やるきがない時、つかれてる時、なきたい時、わらいたい時、かんどうてきなドラマをみてる時、たちむかう時、にげたい時、はしってる時、けしきをみてる時、くるまにのってる時、あるいてる時、バスをまってる時、ごはんの時…

人間が生活してる時に、必ずといっていいほど登場するものがある
「音楽」
人間は、音楽を聴いていると、何故か、不思議と、自分を保てる

何かの時に、人間の心にプラスを与えてくれるのが「音楽」

人間は心が元気になると、体も元気になってしまう不思議な生き物です
昨今、世の中に元気がなくなってきてると感じるのはボクだけではないはずです
元気がないときこそ「音楽」が心をたすけます

最近の世の中のアーティストを見てると、応援歌や癒しの曲が増えてきてるように感じます
コレは、各アーティストが世の中を身体が察知してしまってるのが理由だと思います

しかし…そのアーティストが、ちゃんとアーティストとしての使命を果たしてるでしょうか?
おそらく、世の中の半分以下の人しかそのアーティストとしての使命を行ってないように感じます

アーティストとしての使命…
今までの音楽人生で、何人もの素敵なアーティストと出会ってきました
売れてる人も売れてない人も、美しい人も汚い人も、年齢や国籍に関係なく共通したことを皆言います
「ちゃんと表現する」

ただやれば、それは「表現」なのか…というとそれは違うと思います
表現とは、心の内を表に出して、それを解りやすく意味を持たせて自分以外の人に確実に伝えること
ボクはそう考えます

この頃、機械がとても進化して、だれでも簡単に音を作れるようになりました
デザインも簡単にできるようになりました
機械は進化してますが、簡単にできるようになった反面、人の心は衰退してるように感じます
なにやらよく分からない…というものが世の中に多すぎ、それを多数の人が見て、よく分からない気持ちになり、またよく分からないものが出てきて…それが良しとされ、またよく分からないものが出てきて…
負のスパイラルを作り出してるように感じます

表現者=アーティスト
どういう意図で、いま自分が何を表現しているか…それを受け取った人の心がどう変化するか…そこをシッカリ責任もって考えるべき

人を惑わすことではなく、人を導くのがアーティストの使命だと、ボクは考えます
アーティストは、時に集団を作ります、時に心のよりどころになります、時に時代を動かします、
ゆえにアーティストは、人の心に影響します…どう表現しても人の心に何かしらの影響を与えてしまいます
結果、アーティストは人を確実に動かします
そんな大それたことをしているのに、無責任で良いはずがありません
間違ったって失敗したって思いのほか大成功してしまったって何をしたって…
その状況にしてしまったという責任だけは放棄してはイケナイ…それは表現者のすることではなく、ロボットのすること

じゃあ責任って?となるとおもいます
責任…責めを負うというマイナスなイメージではなく、自分がやったんだ!と認めることが責任に繋がることだと思います
それがアーティストの使命

誰もが片手間で出来る無責任で簡単なことではありません
しかし、誰もがすぐ挑戦できるのが「表現」
表現するなら、そこにはポジティブな責任を…
ボクはそう考えます。

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