発言も歌も演技も
伝えることが大切。
よりシッカリ伝える手段には
身振り手振り…というモーション(動き)もあるが、
イントネーション(抑揚)が一番大切だと思う。
コレに気がついたキッカケは歌メロ。
売れている楽曲の大半は、素敵な歌詞の部分や一番伝えたい言葉の部分のメロディの動きがとても美しく、且つ素敵なハーモニーになっているということ。
ココで大切なことは、あくまでも抑揚であり、声量ではないということ。
自分の気持ちを相手に突き刺したいのであれば、
バカみたいに大声にするのではなく
リズムよく抑揚をつけてあげる。
抑揚があれば、声量は少なくてもちゃんと伝わっている。
日頃からどもり気味で発言の抑揚が少ない僕は、
「声が通らない」で有名w
抑揚が少ない僕は、ちゃんと伝えたいときは少しオーバー気味に言葉に抑揚を付けると
自分でも驚くくらいに相手に伝わってしまう
逆に、ちゃんと伝えたくない時は、抑揚を抑えて棒読み気味にしてみる
そう言う時は驚く程伝わらないwww
歌メロも同じ。
インパクトを与えるのであれば抑揚を付ける
逆にサラッと聞き流して欲しい部分には抑揚は極端に付けない。
演技も同じ。
物語に絶対必要な大切な部分にはシッカリとリズムよく抑揚を付ける。
しかし、筋に対して重要ではない部分に関しては抑揚を抑える。
心が無いモノを表現する場合、出来るだけロボットに、出来るだけ棒読みにしてあげる
ナイトライダーの車がロボットというより相棒に見えてしまう理由は、発言に抑揚がシッカリと付いているから。
また、現代人に備わった音階から言葉のイントネーションを外すと…
とっても面白いことが起こる…
音楽をやっている人であれば分かる事なのだが
言葉の何処か1つ好きな部分を半音下げたり上げたりすると…
何処かの方言のような不思議な音が生まれ、これまたインパクトが強くなるw
イメージとしては、ダイアトニックの5番のコードをマイナーにするような感じ。
本来であればメジャーだが、あえてマイナーに。
ある決まった音階から音が外れると違和感がパナイw
オカシイと感じるが、そこがまた良い味となりとてつもないインパクトを与えることが出来る。
発言も歌も演技も、ある程度戦略的に考えて実行する方が絶対的に楽しくなる。
日頃レッスンで皆に伝えていること
「野望を持ったり戦略的に考えてメロディを作らないと伝えたい事も伝わらない」
自分の表現で相手をコントロール出来たらどんなに楽しい事か…
また、聴いてくれる人は、無意識の内にコントロールされることを求めてしまっているモノ。
抑揚をいつも以上に出したり、戦略的に抑揚の強弱を使い分けてみる…
すると色んな面白い事が巻き起こるので
もし退屈な日常に飽きてしまった人がいたら、是非試してもらいたいと思う。