ストップ&ゴーが最速!

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世の中、どんなことでも、突っ走るのが一番の最速スピードだと考えられてる
ボクも昔はそう思ってた…
しかし、意外とそうでもない。

目的地まで最速で行くには
脇見もせず突っ走るのが確かに速いが、
その分、リスクを伴うから危険
例えば、道を進むにも、
歩きなら他の歩行者や自転車や車や信号などの障害がつきもの
車なら歩行者や他の車だったり信号だったり…
社会であれば、ライバル企業だったり同僚や上司
家庭内であれば家族などなど…
障害ってかなり多い。

最近の人の傾向だと思うが、みんな惰性に任せて進む傾向にあるから、簡単にぶつかっているように思える
人身事故とか喧嘩とか口論なんてものも、
相手が悪いのではなく、結局は自分が止まれなかったことが原因…ということがかなり多い。

車や自転車だとブレーキして止まってそこからまた走り出すのって結構面倒…
けどもだ…F1を考えてみると
的確に減速して
的確にアクセル踏んで
的確にコース取りをした方が
最速でゴール出来る。

コレって…人間の歩みも人生も同じだと思う。

如何にぶつからずに進むか…
人生より多くの目的を達成する為には、ブレーキをかけて障害を乗り越えて目標を達成していくことが大切だと思う。

ギャンブルで躍起になって止め時を逃してしまう人
気持ちを抑えられなくて喧嘩になってしまう人
たぶんイケル!と根拠の無い判断で突っ込んで事故る人

色んなパターンはあるとは思うけども
ぜーんぶがブレーキを面倒くさがってるだけ…
ブレーキのかけかたを知らないだけ…
そう思う。

ブレーキのかけかたを知ってしまうと
結構色々と上手くイクし、
逆にブレーキをかけるタイミングを探るようになり
ブレーキをかけることが楽しくなる。

まぁその為にはそれなりの心の鍛錬が必要になってくるとは思うのだが…
けども、そんなの簡単。
『もうちょっと…もうちょっと…』と思う時に、止めてみる。
その時の気持ちの達成感は満足出来なくヤキモキしちゃうかもしれないけども
その感覚を体感することによって、ものすごく世界が開けて見えるから不思議…。

その『もうちょっと…』という思考だったり気持ちっていうのは、生物が本来持ち合わせている野性的本能の部分に結構突き動かされる傾向にある
しかし、人間には踏み止まったり考えたりする『理性』というものも持ち合わせている。

ということは…
理性が発達していない野性的な野蛮な人に限ってぶつかる傾向にある
逆に、理性が発達している倫理的な人は、ちゃんとブレーキを踏んだりアクセルを踏むタイミングがしっかり解っていて、苦難を上手くすり抜けられる傾向にある…

と、思う。

それに気がついたのは、人間の欲求というモノと戦ってみた時に結構気がつきました。

例えば食欲…
飯が食いたい!と思った時は大抵食いもんのコトだけ考えてしまいがち…まるで野生の腹を空かせた猛獣の様に…
けどそこで、なぜ飯が食いたいと思ったのか…をふと我に返って考えてみた。
・体は動くし肉もついてて、エネルギーは十分に足りているのに…腹が減る…何故?
色んな事を考えてみたら、ボロボロと答えが出てきたから面白い…
その答えの一つが、単に決まった時間帯に飯を食うという習慣がついているだけで、体が勝手に反応しただけ。

例えば睡眠…
何故眠くなるのか…

例えば性欲…
何故欲してしまうのか…

例えば物欲…
何故集めたくなるのか…

欲求が湧き上がった時に同じようにあれこれ考えてみたら
自分とか相手とかの色んなことが解り、目から鱗…というレベルではなく
目が人工衛星!くらいになった。見え方が変わったどころじゃない…あらゆるものが見え過ぎて怖いくらいにww

自分の気持ちのコントロールが出来るようになると、本当に毎日生きるのが楽しくなる
ストップ&ゴー…ボクがF1から得た知識です。

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