金澤の見てる音の世界

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どんなことでも真剣に長く相手にしていると、ちょっと普通では考えられない能力がついてくるものだが
ボクの場合のそれは「音楽」になる

ボクはレッスン生などに対してよく使う言葉がある
「音を見る」
目的としては、音を目で見ているように耳で捉えると、より深く音の世界が理解出来るから

しかしそれを言い放っているちょっと頭のオカシイ作曲の先生(金澤)は、結構リアルに音の世界が目に見えている
実際には耳から入った音が脳で変換されて視覚と重なって色や形・スピードや質感などを感じられてるように錯覚してるだけだと思うが…

この錯覚してるであろう感覚だが、意外や意外、精度が高い
実際に目で見てるように音を確認出来るので、目視5mmくらいの単位で音を分析出来てしまう

まぁこの感覚は、音と長く付き合っている人であれば誰しもが持っていて当たり前の感覚だと思うが
ボクの場合、海の中でスゴい勢いの海流に向かって泳いでいるようなイメージ
海の中なので天の方は若干明るく、地の方は暗い
前からスゴい勢いで飛んでくる色んな物体(コレが音)
色んな物体の間をすり抜けてくる黄色い線(コレがメロ)

この記事に付いてる画像
読んだ人がなんとなくイメージを思い浮かべられるように作ってみました

水の色は結構クリアなので
このそれぞれは、数十メートル先から耳元をすれ違うまで確認出来る
すれ違った後も、後を振り返ればそいつらが遠ざかっていくのがちゃんと確認出来る

自分で自分の感覚を真面目に文字にしていて気が付いたが
だいぶ変態ですな…ボクの脳(笑)

さて、ココまで変態になるとどうなるかというと
音を通じて見えないモノが見えてきてしまう

最近のボクの流行ワード「気持ちを見る」
なんだか人の気持ちがどうなってるのかとか、何を考えてるのか、今何をしようとしてるのかとか…人の気持ちの中が見えてくるようになり…
更にだいぶ立派な変態へと昇格しました(笑)

人間は、自分にしかない感覚というモノを誰しもが持っていると思います
他人には解らない、自分だけが解る感覚…
つまり他人がそれを聞いたらどうなるか…というと、単純にキモチワルイ(笑)
最近は「人間の心を読むヤバい人間」とか「怪しい事をしてそうな危ない人」みたいな言われ方をされ始めました
ボクはこの言葉をもの凄い褒め言葉として受け取っております!(笑)

因に、音を目で見て捉えられるようになると
スピーカーからオーケストラが流れていれば目前でオーケストラを確認出来るし、バンドサウンドであればボーカルの目の前2mくらいの超贅沢特等席でライブを楽しむことも出来てしまう♪
各楽器を弾いてる人の気持ち、表情、ボーカルの口の動きや何を考えながら歌っているか…そして作曲した人の意図まで解るので
普通に音楽を聴いていた頃からくらべると20倍以上はより音楽を楽しめるようになった

という感じで、ボクの見ている音の世界の話しでした

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